答志島架橋に関する一般質問

鳥羽市議会

・「平成14年 9月」第3回定例会   木下行保議員    

「平成14年9月」第3回定例会 9月9日

(木下行保議員)一般質問
10点目、最後にこれらの諸制度を活用して離島の生活基盤の改善、さまざまなきめ細かな諸施策が仮に充実したとしても、本土並みの生活水準の是正は不可能であります。やはり、離島住民の願いは有人4島を結ぶ離島架橋が必要であります。生活の利便性、多様性、雇用環境の機会均等、生活者の視点に立てば、やはり離島架橋の実現こそすべての願いが包括されています。三重県の離島をなくすために、ぜひともこの機会に、離島でなくなることが全離島住民の切なる願いでありますから、英明なる井村市長の政治決断、北川知事の政治力を結集して、ぜひ離島架橋の実現に取り組んでいただきたいのであります。
 以上10項目について計画に反映できないのか、その決意のほどをお尋ねいたします。

(井村均市長)答弁
離島架橋につきましては、大規模な公共事業に対する非常に厳しい環境にあるわけでございますけれども、離島住民の長年の悲願として重要な課題になると考えております。
 今後の進め方でございますけれども、改正法の内容や離島振興計画につきましては、先月20日に国土交通省が関係都道県の担当者を集めまして概要説明を行い、26日に県と鳥羽市、磯部町、志摩町とで市町村レベルの説明会を持ったばかりでございます。国の説明の中でも、補助対象となる新たな事業の範囲や補助率など、今年の11月をめどに、これから策定をしていくということでありますので、本市におきましては、県とも十分連携をとりながら情報収集を行い、12月をめどに計画案の策定を進めたいと考えております。年度内には、1市2町6島の三重県離島振興計画としてまとめ上げる予定でございますので、今度ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

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答志島架橋建設促進協議会