しかしながら、離島であるが故の後進性などにより、ハンディキャップの中での生活を強いられて おり、特に救急時や災害時における救急搬送等の面において、不安を常に感じている状況です。
本土と答志島との距離については、手を伸ばせば届きそうな位置にあるものの、海上交通に頼らざるを得ない現状にあり、台風時等における強風や高波などの天候に左右されることから、安全で安心な離島生活を営むことができないのが現状です。
このように本土地域との格差が生じている中で、答志島架橋は、医療・福祉及び教育等をはじめとする離島住民の生活条件改善のための最重要基盤として、さらには、産業振興を図る観点からも、その実現は島民の悲願です。
そこで、私たちは、安全で安心して生活するための基盤整備と地域の発展を願い、先人たちが培ってきた歴史・文化の保全と伝統の継承、さらに自然環境に配慮しながら、答志島架橋の早期実現を求めています。 |